練馬区大泉学園の整体・本格整体院高久 大泉学園店へ、練馬区よりEさん(26歳・男性)がお見えになりました。
工事現場で働いているそうです。
そういえば、大泉学園の北口が大規模な再開発を行っていますね。
さて、問診をしますと、10日前にギックリ腰になり、近くの整骨院、整体院に施術を受けにいったのだけど、良くなるどころか、だんだん酷くなっているとのことでした。
「動くと痛くて会社を休んでいるんです」
と、顔をしかめて、痛みをこらえている声で言われます。
私は、
「痛いところ申し訳ありませんが、どのくらい体を前に倒せますか?無理をしなくていいです。痛かったら止めてください」
と、質問しました。
「ここまでです…。ちょっと痛いのでイスに座ってもいいですか?」
イスに座って頂いて、
10日前に施術を受けたにしては、あまりに酷いので、
「腰の、痛いところを、グイグイ押されませんでしたか?」
と質問しました。
「押されました」
という返事。
ギックリ腰は腰に炎症を起こしているので、痛いところを押したり揉んだりすると、かえって悪化します。
絶対やってはいけないことを、他の医療機関でやられていたようでした。
このことを説明してから、
「ギックリ腰は腰まわりに炎症を起こしている状態です。
わかりやすく言いますと、腰のなかで傷ができて血が流れているようなものです。ですので血が止まって傷口が塞がって、回復する道筋をたどるので、痛みはすぐにはとれません。
しかし、バランスが整うと痛くても仕事はできますし、歪んだまま回復するよりずっとこれからのことを考えるといいです」
と重ねて説明しました。
その後、検査をし、整体施術を施させて頂きました。
「それでは先ほどと同じように、体を前に倒してください」
Eさんは恐る恐る倒します。
「あれ??」
「どうですか?」
「痛いことは痛いけど、さっきより体が倒れますね…。」
なにか信じられないという様子。
「動きが良くなれば、そのぶん血行がよくなり筋肉も柔らかくなりますので、回復が早くなります。
腰が痛くても会社を休まないで仕事をして動いてください。
ギックリ腰は寝込んだりして休むと回復が遅くなります」
と伝えました。
本日2回目の整体施術。
施術後、
「それでは体を前に倒してください」
「楽ですね〜。床に手がつきますよ」と嬉しそうなEさん。
初回、前に体を倒すと痛くて大変だったEさんですが、1週間目の今日、普通に床に手がつくようになりました。
昔から伝わっている整体の技はすごいな、と私は感心していました。
同時にEさんも回復に向かって嬉しそうです。
私も嬉しくなりました。
最初いらした時はこのように腰が痛くて前に倒せませんでした。
2回目は下の写真のように、床に手がつくまで体が倒せるように、腰が回復しました。
Eさん、あんなに痛くて動けなかったのに、良く回復されましたね。
あと一息です。