右肩痛くて上がらない、左の腰が痛い・30代女性【症例】

練馬区から大西真奈美さん(仮名・31歳)が来室されました。
パソコンに1日中向って仕事をしているそうです。

右の首こりと、右肩の痛み、左の腰に痛みがあるそうです。

「右の肩、どこまであがりますか?」
問診で聞いてみました。

「ここまでです」

観ると、右の耳まで届きません。
よほど痛いのでしょう、首を右に傾けながら上げています。
また、左の腰が痛く、筋肉痛みたいな痛みだそうです。

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左の足に体重がかかっています。これが左の腰が痛い原因です。
右の肩が下がり、左に体がねじれています。
そして前に体が倒れ気味です。
このままでは左前方に倒れてしまうので、右の肩に無意識に力をいれて立っています。

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これでは、いつも右肩に力をいれているので、こっているのを通り越して硬くなってしまいます。もちろん腰にも倒れないように力が入ってしまいます。

幸い腕があがらないにしても、そんなに酷くない状態でしたので、立ったまま肩関節を調整させていただきました。

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「あれ? あれ? あがりますね!?」

と大西さんは不思議そうです。

立ったまま肩関節の調整をする前に、写真撮影したら、もっと差がはっきりわかったかと思います。上の寝たまま両手を上げた状態は、そんなに酷く差が無いように見えますね。

今度はうつぶせになっていただいて、全体を施術します。

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施術後、右の肩が下がり、左にねじれていた体がまっすぐになりました。

これで、肩と腰に負担がかからない姿勢になっています。

「腰の痛みはどうですか?」
「あれ? 痛くないです? どうしてですか!?」

私は体の歪みが整ったので、無理に力をいれる必要がなくなったからだと伝えました。

そして、大西さんのお体が素晴らしいということも。

というのは、私は痛みを追う施術はしていないからです。

痛みが出ている原因は、体が歪んでいるからで、まっすぐになり、痛みが出ている箇所に負担がかからなくなれば、自然に痛みが消えていく、という考えで施術をしています。

ほとんどの方が、次の日や、その次の日に体が楽になっていくのを感じられています。

ですから、その場で効果がわかったのは、やはりOさんのお体が素晴らしいからと言わざるを得ません。

大西さんの趣味はロックバンドのライブに行くことだそうです。
最近行っていないということでしたが、右腕をしっかり天井へ向ってあげることができるよう整えさせていただきましたので、また元気にライブハウスに通っていただきたいと思っています。

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