こんにちは!
練馬区大泉学園の整体・本格整体院高久 大泉学園店(ちりょうしつたかく)の高久です。
風邪をひいたら………に書きましたが、私は以前施術院で働いていた時に、座骨神経痛になって困ったときがありました。
この症状には思い入れがあります。
このような症状な方がいらしたときは、どのように整体施術しているかを述べてみます。
まず、立ったままのクライアントさんを後ろから手で押して、グラッとくるかどうかの確認をします。
安定していないようでしたら、瞬間軸調整を行います。
立った状態が安定していませんと、いくらベッドの上でバランスがとれたとしても、悪い状態にすぐ戻ってしまいます。
さて立った姿勢で、後ろから押してもしっかりと安定したら、今度は体のバランスをみます。
立ったまま、前後の動き、左右に傾く動き、左右の捻りを確認して、やりづらい方を確認します。
人の動きは、この前後・左右・捻りしかありません。これらのバランスをとると、楽になります。
どうして立ったままで確認するかというと、人は立って生活していることが多いので、立った状態での動きがスムーズだと生活の動きが良くなるからです。
当施術院のコンセプト、生きる意欲につながります。
そして、手技でバランスをとって、再度確認します。
前後左右どちらもバランスが取れるようになってから、どちらかの座骨神経痛のある側の足裏のこっている、または別な方向へ向かっている筋を正しい位置に調整します。これは時間にして10秒ぐらいです。
プロメテウス解剖学アトラス解剖学総論/運動器系 第2版 坂井 建雄 医学書院 2011-03-01 |
図上は右足の筋肉・靭帯の図。このなかで異常のあるところを指で修正します。
図下に掲載している解剖学の本のP448を参考にさせていただきました。
この解剖学の本は非常に詳しく見やすく書かれていて、
医療学校に通う学生にお勧めしています。
いままでかなり解剖学の本を買いましたが、この本が一番いいです。
さて、技に話は戻りますが、いろいろな整体セミナーに参加させていただいて、
急所をとらえれば、個人差はありますが、瞬時に変化を出させていただけるようになりました。
技をかけさせていただいた後、体を傾けていただいて、先ほどより体を前に倒して体が前に倒れやすくなったかどうかを確かめます。
これで倒れやすくなっていればOKです。
そして歩いていただくと、ツィッターなどにも書きましたが、
「え〜、なんで?」
とか、
「おかしいな」
「今まで何してたんでしょう(笑)」
など驚く方が多いですね。
座骨神経痛はこれまでいろいろな医療機関に行かれた事のある人が多く、
あまりに簡単に回復すると、驚いた後に笑う方が多いです。
私が以前苦労しましたので、ビックリして喜ばれるクライアントさんの気持ちがとても良くわかります。
これまでこの症状が多かったのは、意外にもヨガインストラクターや、フィットネスクラブのインストラクターのクライアントさんです。
痛くても生徒の前では笑顔でやられているとの話を聞き、私はより良くなるように、痛くなく笑顔で指導されているのをイメージしながら整体を行っています。
そして、アドバイスとして、食事を少なくとるように勧めています。
もっともこれは、あらゆる症状に対して勧めています。
できれば休日を利用してプチ断食するなど、胃腸を休めると、骨盤の位置が正しい位置にもどり、筋肉も柔らかくなり、より症状の回復が早くなります。
プチ断食についてはまた機会がありましたら掲載したいと思っています。