これから書くことは科学的ではないかもしれません。
私は理論より実践を重視しています。
実際の生活で役にたたないと意味が無いと思っているから。
私は高校までガリガリに痩せていました。
当時身長は180センチですが、体重は48キロと50キロの間をいったりきたりしていました。
そこで中学生のころから、体が丈夫になることをいろいろと試してきたのです。
試して良かったことしか書きません。
『信じるな、疑うな、確かめろ』をポリシーとしています。
さて同じ環境で、花粉症になる人とならない人。
その違いについて書きます。
花粉症になる人について私の意見では、
『食べ過ぎて、おなかが疲れている人』です。
私がこのような考えをもつに至った背景には、
花粉症が楽になった2人の知人と1人のクライアンとの共通点、ということがあります。
この3人の共通点については、重要な3つのポイントがありますので、
それぞれご説明しましょう。
1.朝ご飯を食べる
2.肉が大好きでほとんど毎日食べている
3.夜、寝る直前に大食いをしている
1の朝ご飯を食べるですが、私は5年ほど朝食を食べていません。
おなかは休ませるべきだと考えているからです。
日本人が3度の日本で朝、昼、晩と一日3度の食事を摂るようになったのは、
明治になってからで、わずか100年ちょっと前です。
つまり3度のご飯を食べる歴史が浅いということです。
また、食べて消化吸収し、排泄するまで食べ物の種類や個人差がありまますが、
12時間〜18時間かかるそうです。
私は夜8時に食事を終え、次の日の12時までは固形物をとっていません。
16時間休ませているのです。
このほうが体が軽いし、体操との相乗効果で、朝の目覚めもスッキリします。
朝ごはんを食べると、消化器官が休むひまがなく疲れます。
それが、特に運動していないのになんとなくだるかったり、
疲れたりする原因の一つだと考えています。
よく30品目食べなさいと言われていますが、これはアメリカの栄養学からです。
アメリカは4〜5人に1人は肥満といわれ、生活習慣病が蔓延している国です。
なぜこういう国の考えをとりいれているのでしょうか。
カロリー計算で人の体は説明できるのかと私は疑問です。
さらに朝は交感神経が優位になっています。
しかし食事をするさいには副交感神経が活発になっていなくてはいけません。
唾液腺や胃腸などは副交感神経優位によって働きがよくなるからです。
朝は、食事をする時間ではないように思います。
また、花粉アレルギーの原因に、腸の傷だという説があります。
腸は体内に栄養を取り込む臓器です。
取り込むのはいいのですが、しょっちゅう食物をいれられると、
腸の壁に傷がつき未消化のタンパク質を取り込んでしまいます。
これを異物と免疫が過剰反応してしまい、アレルギーとなるそうです。
全身の免疫系のなかで、70%を消化管を中心とした粘膜系免疫で占められています。
なので腸が疲れたり痛んだりするというのは、いいことではないですね。
なお腸の傷の回復は3日で修復されるという実験結果があります。
さて花粉症が軽減した3人は、3人とも朝食を抜いて症状が楽になっています。
なお朝食を抜くとお相撲さんのように太るのでは、と良くいわれます。
しかしこれは、単なる食べ過ぎによるものと私は考えています。
3人のクライアントは、3人とも痩せたと喜んでいます。
はたから見ても、かっこう良くなっています。
まとめますと、今日の結論は『朝食を抜くと体が楽になる』です。
次回は『2.肉が大好きでほとんど毎日食べている』について書きます。
・参考資料
生活習慣病に克つ新常識―まずは朝食を抜く! (新潮新書 (015))
小山内 博
「体を温める」と病気は必ず回復する―クスリをいっさい使わない最善の内臓強化法
石原 結實