首がこる、歩きづらい、スカートがまわる 28歳・女性 【症例】

文京区よりNさん(20代女性)がお見えになりました。

椅子に座っている時間が長いそうで、症状の欄に、

・首のこり

・スカートが回る、歩きづらい

首のこりは、よくある症状です。
パソコンが普及したせいか、
首がこる症状のクライアントさんが増えました。

スカートが回る、歩きづらいというのは、
Nさんのお体が、左に体がねじれているからです。
これは、施術院に入ってくる動作でわかりました。
問診で、バスケットボールが趣味で、
毎週練習をされているとのことでした。

(その疲れが取りきれていないまま疲れがたまり、現在の症状になったのでは?)

今日もこれから練習だそうです。

私の施術院に訪れる方は、なぜかバスケをされている方が多いです。
ほとんどです。
だれか一人ぐらい、
アイスホッケーの方がいらっしゃっても良いと思うのですが。

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整体施術前の状態は、右肩が下がり、やはり左に体がねじれています。

このねじれが、スカートがくるくる回る原因です。

検査をします。

まず、うつぶせになっていただいて、
両膝を曲げます。

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左膝が曲がりにくくなっています。
左足に体重をかけている、ということがわかります。

次に仰向けになっていただいて、両手の長さの検査を行います。

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左手が伸びにくくなっています。
左側の腕、背中が緊張しているということです。

さて、施術に入ります。

スポーツをされている方は、誰もがそうですが、
反応が早いです。

立ったままでの軸の調整をしたところ、
より重心が安定し、Nさん自身、大きな驚きの声をあげていました。

10人中8人は驚きますね。

その後の施術でも、良い状態に変化するのが早く、
やはり日頃体を動かしているというのは、良いことだと思いました。
むろんこれは、スポーツだけではなく、体操をしている人でもそうです。

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両膝が同じように曲がり、前後軸が整いました。
これで、両足に体重が均等にかかっていることになります。

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両腕の長さが揃いました。
これで、背中の筋肉が左右均等になり、上半身が整いました。
これに連動して、下半身もさらに揃うことになります。

「立ってください」

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右の肩の下がりが改善され、首の負担がかなり減っているはずです。
これをきっかけに、左の体のねじれも、まっすぐな定位置にもどります。

「歩いてください」

「お〜〜〜〜!」

スポーツをされている方は、おしなべて皆明るいです。
施術前と、施術後の違いが、Nさんの声を通して伝わってきます。

「首はどうですか?」

前後左右に動かすNさん。

「楽です!! なんか変な感じです」

ねじれた体が普通に感じていたので、
まっすぐになりつつ体に違和感があるのは当然のことです。
やはりNさんは、体の感覚に敏感なようです。

その後施術の解説をして、ねじれが強いので、
できれば今日の練習は休んだ方が良いと、アドバイスをしました。
まっすぐな感覚がなじむまで、2日ほどかかるからです。
今日バスケをしたら、なじまなくなる可能性があります。

「わかりました! 今日は休みます!!」

素直にNさんは受け入れ、明るく帰って行かれました。

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