こんにちは!
本格整体院高久大泉学園店院長の高久尚登(たかくひさと)です。
おかげ様で、2008年4月20日に開業して、本日4月20日で本格整体院高久は、13周年となりました。
本当にありがとうございます。
これで整体のプロになって、21年となります。
あっという間ですね。
最近よく思い出すのは、私を5年間苦しめた酷い腰痛を治してくれたS先生です。
当時私は、慢性腰痛で首にも強いこりがあり、体を右に捻ることができませんでした。
S先生と出会ってなかったら、とんでもなく悲惨な人生を過ごしていたのだと思います。
S先生は天才的で、どこが痛いのか、悪いのか、こちらが言わないのに『そこ』に手がいったり『そこ』に刺激がいくように技をかけたりして、
(どうしてこんな凄い人が、秋田の田舎に開業したのだろう?)
と良く思っていました。
S先生に聞くと、
「山と川が好きなんです」
と明るい声で返答された。
私はS先生が修行していた埼玉県所沢市の接骨院で8年働いていましたが、そこの院長に、どうして入間市に住まれているのですか?と聞いたことがあります。所沢の方が近くて便利なのに。
すると、院長は、
「俺もSと同じで生まれ故郷を離れられないんだよ」
と答えました。
それはそうと、S先生、山と川が好きで良かったです。
治ってから私はS先生と当時の私の仕事上のつきあいもあり、何度かお酒を飲みに出かけました。
先生は、ビールはサッポロ。
瓶ビールがお好きでした。
何本飲まされたことか…。
缶ビールはサッポロ黒ラベル。
サッポロビールが置いていないと、日本酒を冷で飲まれます。
銘柄は両関。
秋田県湯沢市の酒造メーカーが作る地酒です。
そして最後はラーメンとん太湯沢店で〆るのですが、必ず味噌チャーシューを注文されていました。
私も帰省すると、機会を作ってラーメンとん太で味噌チャーシューを注文します。
お酒ですが、最近の私は、お酒を飲まなくなり、もっぱらカルピスですが、以前はサッポロ黒ラベルを飲むようにしていましたが、次第にプレミアムモルツへ移ってしまいました。
両関はなかなか東京では売っていないようで、あまり飲む機会がありません。
というか、お酒を飲むと、酔って、その日のことがなにもできなくなり、時間が惜しく思うのです。
ラーメンですが、東京はほとんどがトンコツか家系ラーメンで、味噌ラーメンのお店が少ないですね。
S先生が東京にいらしたら、サッポロビール直営のお店にご招待しようと思っています。
味噌ラーメンのお店はひととおり食べ歩きましたが、残念ながらS先生の好みのお店は見当たりませんでした。
S先生と連絡がとれたら、ぜひ技について話し合いたいです。
特に、私の体を治したときの治療方針について。
きっと、あそことあそこの2点を調整していたのだろうと今の私は予想がついています。
それを手本にし、改良した技を、現在の私は使っています。
S先生、なんとおっしゃるだろう。
「よくわかったなぁ」
と返答されるだろうか。
私の師匠は、S先生ただ一人です。
秋田から埼玉の接骨院に行く前に、「俺を超えて来い!そして体を大事にな」と励ましてくれたS先生。
先生の励ましとは逆に、体は開業2年目に、左足を捻挫し、足をひきづって歩いていました。
もちろん治療室では痛くないふりをして(笑)
同じく開業2年目のとき、左膝を捻って普通に歩けなくなり、正座できなくなりました(笑)
もちろん治療室では平気な顔をして仕事していましたよ(笑)
40肩になった時もあります。
これらは皆自力で治しました。
先生が、
「自分で自分の体を治せない治療家は、人の体を治せない」
とおっしゃっていたのを、そのまま実行させていただきました。
おかげで捻挫や膝の痛みはどうすれば早く治るのかが良くわかりました。
もっとも、生意気なようですが、治る治らないはその人が決めている、と私は思っています。
S先生と再会し、人の体の不思議さについてお話できたら、どんなに楽しいことだろうと思っています。
S先生、お元気でお過ごしください。
そして、私の技を受けていただけたら、この上なく幸せに思います。
それでは14周年に向けて自分なりにレベルを上げて行きますので、よろしくお願いします。