本格整体院高久 大泉学園店・院長の高久(たかく)です。
14年以上使っていた外看板が壊れた。
看板が壊れたのは、2022年12月28日だった。
しまおうと持ち上げたら、ボキッと折れてそのままになった。
ボキッとしたら整体だったら治せるが、看板はそうはいかない。
折れた看板を持ち上げたまま、これまでのことが走馬灯のように頭の中に思い浮かんできた。
とりあえず1回のエレベーター前に置いた。
看板屋さんいわく、14年以上も使っていたので、修理はできない状態らしい。
看板に今までお疲れ様といいたい。
開業当時、今ほどグーグルマップが使われていなかった時代、初診の方からよく場所がどこにあるのかを聞かれた。
駅に迎えに行ったり、近くまで来ているのですが、といわれてその近くまで迎えに行ったり。
懐かしい。
当時の看板はこちら。
実は開業当時、高級鮨店のように、目立たない場所にある実力店というコンセプトでやっていた。
今思うと、これでは誰も気づかないのは当たり前である。
専門家から壁にただ貼り付けているだけでは人はわからない、外に置くように、とアドバイスを受けた。
その通りにした。
それがこちら。
懐かしい。
当初は名称が治療室高久だった。
さて、初めてだったので、予想外のことが起きた。
風が吹くたびに看板が倒れるのである。
当時、3階に結婚相談所があり、そこの所長が、
「先生、看板が倒れて道を塞いでますよ」
と報告してくれた。
どうしたらいいのだろう。
看板屋さんに相談した。
重しを置いたほうがいいですよ、とのこと。
さっそく購入し、重しを置くと解決した。
このように初歩の初歩も知らずに開業したのだから、似たような失敗は数多くある。
そして、本格整体院高久 大泉学園店と名称を変えた。
※変えた理由は、こちらに述べています。
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看板に自分の写真を入れた。
実は、それでも外に置いている看板だけで気がつかない人は気がつかなかった。
ネットで調べてこられた初診の方が、
「いつもここの前を通っているのですけど、ここにあるのは知りませんでした」
とよく言われた。
初診の方は疲れきって来院されるので、エネルギーが消耗している分、他に気が回らなくなっているのである。
なにかインパクトが足りなかったようである。
ある日、池袋を歩いているとアパホテルの看板に社長の顔写真が載っていた。
(なるほど、顔写真か)
名称も新しくなることだし、自身の写真を入れることにした。
これでやっと、
場所はどこですか?
近くまで来ているのですが何か目印はありますか?
といったような連絡はなくなった。
やっと完成、といった気分だった。
こんなことを、壊れた看板をしまいながら思っていた。
そうそう、看板が壊れる前に、下の重しが先に壊れてしまって買い換えた。
これは何が原因か忘れたが、たぶん私が落としたからかも知れない。
さて、新しい看板は訂正を入れた箇所がある。
休診日を『X』と表記していたが、『X』は風水的に良くないので『休』と変えた。
年末年始が入って、看板の到着が遅れたが、とくに影響はなかった。
GoogleMAPを見て来られる方がほぼ全員になっているからだろう。
これも時代の流れだろうか。
なんとなく、看板が新しくなり、次の次元のステージへ歩み始めているような予感がする。