当施術院の推薦文を書いて下さった作家の田辺嘉一さんは、英語講師でもあり、スピーチの題材はTOEICだった。
TOEICとは英語の標準テストのこと。
詳しくはこちらをどうぞ。http://d.hatena.ne.jp/keyword/TOEIC
私が注目していたのは、田辺さんの姿勢である。
私は軸感覚をコンセプトに整体施術をしている。
スピーチが始まった。
立っている姿勢が、背骨を中心に軸がまっすぐで、見ていて気持がよかった。
内容について。
田辺さんは、実際にTOEICで満点を取られた方の話は実感がこもっていた。
ちなみにTOEICの満点は990点なのだが、その理由が現実的でおもしろかった。
独自のTOEIC論も分かりやすかった。
実際に英語の勉強をしていないのに受験した人の点数など、
私のなかでは未知の世界のことがわかりやすく語られていた。
また、TOEICは今後どういう試験方法にするべきか、について会場がうなるような大胆な提言をされた。これも数字を使っていて、わかりやすかった。
わかりやすく話すということは、その題材について知り尽くしているということだ。
さて投票結果だが、田辺嘉一さんが、見事1位となった。
私は自分のことのようにうれしかった。
参加者から、立っている姿勢が良かった、という感想があった。
この感想が、さらに私のうれしさを実感させてくれた。
次の日が休みということもあり、私は2次会に参加した。
トムクルーズ主演映画では「バニラスカイ」が一番いいなどの話でもりあがった。
2次会になるといつも思うのは、皆同じ人間だとうこと。
帰りは終電の一本前の電車で帰宅した。
夜中の1時を回った自宅近くを久しぶりに歩いた。
(職業はそれぞれ違うが、目指しているのは一緒なんだな)
そんなことを考えながら、家路へと歩いた。