練馬区大泉学園の整体・本格整体院高久 大泉学園店の高久です。
本日、ラストのクライアントさんに、お体の状態を、骨模型をつかって説明していました。
「Kさんの歪みですが、右に傾いていますので、私がここに指を当てて・・・」
と、模型を右に倒したところ、パキッと音がして、折れました。
バラバラと落ちていく椎骨たち・・・。
私は、とっさに、
「今、骨が折れましたが、実際は折れませんから」
と、笑顔で説明しました。
クライアントさんは、笑いながら、
「なんか不吉ですね」
これには私も笑うよりありませんでした。
施術では、もちろんクライアントさんの骨が折れることなく終了。
「体ってこんなに変わるんですね。驚きました」
との感想を頂きました。
お帰りになられて、掃除をして、ベッドの上にタオルケットを敷いて、その上に、模型を置きました。
この模型は開業当初より使っています。
以前働いていた施術院から退職の際、いただいたものです。
開業から5年3ヶ月近くになります。
去年は、パソコンが壊れ、プリンターが壊れ、今度は模型です。
世代交代の様相ですね。
模型の芯は針金でした。
もう何回、何千回も曲げたり伸ばしたりして説明してきましたから、寿命といえましょう。
なんだか、一人でやっているせいか、道具に愛着を感じます。
それぞれが本格整体院高久 大泉学園店のメンバーというか、同士というか、そんな感じです。
私はベッドの上に横たわっている模型を見ながら、
(今までありがとう。おかげ様で、話だけしてもわからない方が、君の動きをみて納得して下さったりして、大変役にたちました。ゆっくり休んで下さい。本当にありがとう。お疲れさまでした)
と、ねぎらいの言葉をかけました。