神奈川県で行われた妊婦さんについてのセミナーに参加してきました。
講師の先生は鍼（はり）と助産師の資格を持つ女性の施術家です。妊娠から出産までの経過について、医療関係の学校で教えていらっしゃるそうです。
妊婦さんについての施術は、これまで日本指圧専門学校で受けた授業の知識と１０年近い経験で行ってきました。
また、私の施術院には妊婦さんが多く、月に３名ほど見えられています。
ほとんどが、他のところで施術を断られて、私のところを見つけていらっしゃっています。
そこで、今回のセミナーでより妊婦さんについての知識を深めようと参加しました。
平日の月曜日ですが、首都圏で開催される施術セミナーに参加されている顔見知りの先生が何人かいました。
千葉県の山田先生、宮城県の今野先生、奈良県の稲田先生。
自身の施術院、整体院を休診日にして参加されるその姿勢と熱意に、私は心を打たれました。
さて講義内容ですが、こと細かい講義内容で、もう少し時間があったら、というほどの内容でした。
講義中に臨月の状態を疑似体験することになりました。
お腹の重さは１０キロあるそうです。
これは、私が日本指圧専門学校の学生時代に同じように体験しましたが、やはり重かったです。
なるほど妊娠から出産までは富士山を登って降りるぐらいの運動量だというのは頷けます。
それと、施術方法ですが、整体では昔から出産後は２週間寝かせておいてから施術するようにと言われていますが、現在の解剖•生理学の視点では、出産後すぐに施術しても良いそうです。
やはり施術もより科学的になってきたのだなと思いました。
しっかり勉強したことは、明日からの施術に活かしていきたいと思います。
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