手技施術研修会に参加してきました

東京の新大久保で開催されている手技施術研修会(手技研の教本には、手技施術研究会と表記されています)、通称手技研の勉強会に参加してきました。

私は手技研の技を取り入れて施術をしています。

この技をかけるので、クライアントさんの体がまっすぐになるのです。

この技は痛くありません。

特徴としては、呼吸を利用し、柔らかい刺激で動きやすい手足、動きにくい手足に刺激を加え、左右差をとり、体に軽く触れるなどして全体のバランスをとります。

手技研(しゅぎけん)は、藤原雪修先生が創設された団体です。

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▲手技研 第3号(昭和51年9月26日)

この手技研の講習会は昭和48年6月に、京都で行われたのが始まりといわれていまして、東京では、藤原雪修先生の流れをくむ山口嘉洋先生が教えていらっしゃいます。
私がこの施術法を知ったのは、平成13年で、痛くない方法で体のバランスを揃えるのはもちろん、一番驚いたのは、きちんとした検査があるということでした。
施術前と施術後に、両手の長さや、両足の曲がり具合、肘・股関節の開き具合など、施術後に改善されたかどうかを調べる検査があるということでした。

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▲手技研 第3号(昭和51年9月26日)P84参照

手技研を知るまでの私は、日本で生まれた施術というのは、ただこっている筋肉を揉んだり、鍼(はり)を刺したり、灸(きゅう)をするなどの刺激を加えるだけだと思っていました。

検査があるのは整形外科や、カイロプラクティックなど外国の施術法だけだと思っていましたので、大いに感動しました。

今日も、施術する側の手の位置や、角度、受け手(クライアントさん)が仰向けに寝た時の顔の傾きや、足の広げ具合(人は疲れると酸素を多く取り入れようとして股を無意識に大きく広げます)、左右の肋骨のふくらみ具合、技をかける時の呼吸のタイミングの大切さなどの細かい観察や間合い、度合いを再確認しました。

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▲手技研第3号P75参照

明日からの施術がまた楽しみになりました。

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