うつ病のYさんへアドバイス

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前→→後Photo_2
左の肩が下がっていて、腰の反りがなく、前かがみになっています。
この状態では、無意識に体をまっすぐにしょうとして、いつも首、肩に力が入ってしまいます。そして、呼吸が楽にできなくなります。
施術後、肩が水平になり、前に傾いていた体がまっすぐになりました。
頭がスッキリして、呼吸も楽になったと喜ぶYさん。
施術中、ある悩みをYさんは話されていました。
その話し方が、うつ病を引き寄せている原因ではと思いました。
この口ぐせをやめないと、またうつになりそうです。
その口ぐせとは、「どうすれば」と「どうして」という言葉です。
Yさんは話すときにこの言葉を必ずいれてました。この言葉は危険ですので意識してやめるようアドバイスをしました。
「どうすればいいんだろう」と「どうしていつもこうなってしまうのだろう」このふたつをセットでつぶやくと、答えがでないばかりでなく、解決不能な気分になり、エネルギーが下がります。答えがでないので、マイナスの無限ループに陥ってしまうのです。脳はよい悪い関係なく、つぶやいた言葉の答えを延々と探すというのをある本で読んだときがあります。プラスの方向へいけばある時ふとひらめいたりするのですが、「どうすれば」と「どうして」は具体的な質問ではないため、ただマイナスになるだけです。
自分で自分のエネルギーを下げることはありません。

物事を客観的にみればいいのです。
そのためには、今困っていることをノートに書いて、第三者的な視点で眺めればいいのです。そして今、無理なくできる具体的な行動をする。
ただYさんは疲れきっていて、まず体の回復が先ですので、もう少したってからこの方法を伝えようと思いました。

帰り際にYさんが、「来てよかった」とつぶやいたとき、私はこの仕事をして良かったと思いました。

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