先日、パソコンが壊れて買い替えたが、今度は追うようにプリンターが壊れた。
なんだか仲の良い二人が、片方が逝ってしまうと、もう一人も…。
という展開に似てなくもない。
プリンターの名前は『CanonMP610』。
カルテを印刷していると、字がかすれているのである。
ヘッドクリーニングしても正常には戻らなかった。
すぐに大泉学園のヤマダ電機に電話をすると、ちょうどセールをしているとのこと。
残り3個らしい。
色はホワイトは売り切れでブラックしかないそうだが、その色で十分だ。
電話を切ると、すぐにお店へ買い求めた。
このプリンターは3年以上もった。
もっとも、途中1年ほど寝かせておいたのだが。
それはそうと、2年ごとに買い替えている友人からすればもった方だろう。
iBookといいコンビだった。
これで思考錯誤して自作した名刺を、パンフレットを、年賀状を、整体セミナーの会場の地図をプリントアウトした。
新しい方が、幅・奥行きも短く、高さが低くなっていて、一回り小さく感じる。
OA機器が相次いで世代交代となった。
思えば技も、自分でいうのもなんだけど、開業当時からかなり進化している。
最近とみに日本人の体が、昭和の体とは違っているように感じる。
昔のやりかたで、体が変わらない人が多くなったように思うのである。
肉体労働の人には通用するが、一日椅子に座ってパソコン作業などのオフィスワークの人にはなかなか効果が出ない技が、昔の技に多い。
同業者と飲み会でこの話になると、やはりそうだとのこと。
私は開業時からそのことを感じて、現代人に合わせて、整体の技を工夫と改良してきた。
うまく言えないが、施術の進化に合わせてOA機器も合うのに交代したような気がする。
先日、Macパソコンを持っている友人と、フェースタイムという機能を使って連絡を取り合った。
もうとっくに使っている人がほとんどだとは思うが、私は初めてだった。
まるでテレビ電話である。
時代の進化をうれしく思った。
パソコンほどでもないが、私の施術技術も進化しているのを感じる。
今日いらした34歳・介護職の女性も、ひとつ技をかけるたびに体の動きが変わっていくので、驚くのを通りこして笑いっぱなしだった。
不安げな表情でいらした方が笑顔になっていくのは本当にうれしい。
真面目に整体をやってきて良かったと思う瞬間で、やはりこの仕事に自分は向いているのだなと感じる。
今年も後わずかだが、もっと進化させる自信がある。
昨日も整体セミナーに参加したが、やはり周りの方のおかげで、ここまできているのだなと帰り道に思った。
今日セッティングしたばかりのプリンターを見てそう思った。
プリンターだが、これはパソコンのように手元に置いておけないので区の粗大ごみに出すが、これまで良く頑張ってくれた、とても助かったし、いい思いでがたくさんありました。ありがとうと言いたい。