施術院で働いていたころ、良い立ち方や姿勢について、日々自分なりに調べていました。
そんなある日、左足の裏が硬くなっているのを感じました。
歩くとき、左足を前に出すと、裏の筋が緊張して痛いのです。
ストレッチをやっているときの、あの痛みです。
( 座骨神経痛? )
施術院で働いていた当時は、そのようなクライアントさんを観ていましたが、
まさか自分がなるとは。
歩くのが辛い。
座っても立っても違和感があるのです。
おかしい。
いつもストレッチをやって、仕事終了後に先輩や後輩とお互い治し方の練習をしているのだが。
まあ、いいか。
今日の仕事終了後に、先輩に治してもらおう。
そして、仕事終了後、いつものように両足を開いて座り、体を前に倒すストレッチをしました。
倒れなくなっているのです。
倒すと、右足の裏は平気ですが、左足の裏や股関節が痛くてとても倒すどころではありませんでした。
想像はしていましたが、あんなに柔らかかったのに急に硬くなって、正直ショックでした。
先輩に頼んで診ていただくと、腰椎5番と3番の動きが少なくなっているとのこと。
施術が終わり、様子を観ることにしましたが、次の日も症状は同じでした。
ただ、なんとなくですが、自分がこういう症状になり、体の仕組みを文字通り体でわかることになるので、今後整体の技術が向上するように楽観していました。
数日で良くなるだろうと思っていましたが、あまり変化はなく、
正直あせりました。
働いていた施術院のレベルは低くはなく、先輩の腕も確かだったので、いつか良くなるだろうと思っていましたが一向に良くならないまま2ヶ月近くが経ちました。
(つづく)