睡眠障害、腰痛、疲れが抜けない・20代女性 【症例】

練馬区から松野芙美子さん(仮名・28歳)がお見えになりました。
一目見て、両肩が顔より前に出ていました。

「寝ても疲れが取れないし、寝返り打つと腰も痛いんです。
いつも息苦しいんです。肺に問題があるのではないかと思って病院で検査したんですけど、なにも悪いところはないといわれました」

胸を圧迫している姿勢で、呼吸が苦しそうです。

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腰痛と睡眠障害で悩んでいるそうです。
睡眠障害の内容は、眠りが浅く、目ざまし時計がなる前に目が覚めてしまうとのことでした。朝方の4時とかに目が醒めるそうです。

これは頭の緊張が抜けない状態です。
詳しく書くと交感神経の緊張が抜けない状態といえます。

人間には自律神経という神経が働いています。
自律神経とは交感神経と副交感神経を合わせた名前です。
交感神経とは、緊張したりバリバリ働いていたり、運動や戦うときなどに活発になる神経です。
反対に副交感神経とは休んだり、リラックスしたり、ご飯を食べるときなどに活発になる神経です。
夜になるにしたがい副交感神経が活発になるのですが、その切り替えがうまくいっていないように思われます。

私はまず腰の歪みみをとることと、頭の疲れをとること、そして呼吸を深くすることに意識をおいて整体施術に望みました。

松野さんは腸腰筋がかなり硬くなっていて、ほぐすまで時間がかかりました。この状態では寝返りをうつとき腰と背中に痛み違和感がでて熟睡できません。
頭の皮膚が硬くなっており、いつも緊張していた様子です。整体式の頭のマッサージでほぐしました。
さて呼吸です。呼吸が浅いと、リラックスできません。いつも何かに追いかけられているような心理状態になりやすくなります。これも熟睡できない原因といえます。

施術後、腰が伸び、両肩が顔より前に出ていません。呼吸器を圧迫していない状態になっています。

「ああ、腰が軽いです。頭も軽くなりました!」

と松野さん。
施術後、明るくなったクライアントさんを見るのはうれしいものです。
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施術前→→施術後Photo

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