内装のことであれこれチェックをしています。
それと同時にやっていることがります。
それは、初めて来られた方に書いていただく用紙の作成です。
住所、電話番号、今どんな症状かをかいていただくあの用紙です。
調べると、エクセルというソフトを使って作成するみたいです。
ウィンドウズの定番ソフトだそうですね。
私のパソコンはマッキントッシュです。
さて作成方法ですが、あいかわらずパソコン関係の本を読めば眠くなってしまうのです。
どうも今まで施術技術の追求をしてきたので、パソコンの方はおざなりになっていました。
こういうのを作りたいのだが、というアイディアはあります。
なるべく書きやすい用紙を作りたい。
なぜならクライアント、いやクライアントという言葉は個人的に好きじゃないのでクライアントと呼ぶことにします。
クライアントはなんらかの不調をかかえてやってこられます。
一カ所だけ不調ということはまずないです。
例えば、右肩だけ痛い、ということはありません。
ほんの一例ですが、
体全体が左に傾いているのを無意識に防ぐために右肩に力が入っている場合があります。
すると、右肩のほかに、右の首筋、左の背中、左の腰、左足の筋肉がこわばっているんですね。
つまり全体に症状がおよんでいるというわけです。
体の歪みをまっすぐに整えると、あちこち痛くなったり違和感がするのは、これ以上歪まないように、硬くなっている筋肉が、硬くなる必要がなくなるからと私は考えています。今までこんなに頑張ってたんです、といったように出てくるのです。
なので、『現在どんな症状ですか』と用紙に書くと、クライエントは思い出さなければならない。
これだけでも疲れがたまって来院されるクライエントにとっては酷なことです。全身が堅くなっているので、呼吸が浅くなっている。
脳に酸素がうまく供給出来ない状態になっているのです。
ひどく疲れている人が意味不明のことをいうのはこのためです。
だから思い出させるよりも、よくある症状を書いて、それに◯を付ける方法が良いと考えています。
こんな感じで↓
………………
当てはまっている症状へ◯をつけてください
頭が痛い 首•肩のこり、痛み 手足が痛い むくみがある めまいがするetc
………………
と書けば、クライエントにとっては楽なはずです。
そして、文字を書きやすいように余白を大きく、なるべく字は大きくしたい。
それをパソコンでつくるスキルが私には残念なことにありません。
なんかせっかく最新のMacがあるのに悔しいというか。
そこへ偶然というか、必然というか、パソコンに強い友人が、用事があって東京へ上京してきたのです。
なんという幸運でしょう!
さっそく頼み込んで、作成を依頼したところ、快く引く受けてくれてくれました。
私のMacは息を命を吹き込まれたようになりました!
レイアウトを相談して、入れる項目、この項目は何ミリ、字の大きさは、とかであっという間に一日が過ぎてしまい、2日がかりで完成しました。
自画自賛ですが、眺めて惚れ惚れする初観用紙ができました。
※2010.8月に大幅な手直しを入れました