自律神経失調症について

病院でどこも悪くない、自律神経失調症ですと診断されたクライアントさんがいます。
確かに検査ではどこも異常がないかもしれません。
しかし本人はいつも頭がボーッとする、めまいがする、すぐ疲れる、夜寝られない、息が苦しい、食欲がわかない、と訴えます。
整体的に診ると、上体が前に倒れている、いわゆる猫背になっています。
胸を圧迫し、お腹を圧迫している姿勢です。
自律神経失調症と診断されたクライアントは、例外なく深い呼吸がうまく出来ない体になっています。
浅い呼吸を続けてみればわかると思いますが、切羽詰まった考えや、何かに追いかけられるような考えが浮かんできます。これでは不安な気持ちになるのも当然でしょう。
また、前に体が倒れている姿勢ですのでお腹を圧迫し、食欲がわかないのも頷けます。
脳の栄養素はブドウ糖と酸素といわれています。
脳は酸素の15%を使うそうです。
浅い呼吸、つまり酸素の量がすくないと、脳の酸素量の不足として頭もボーッとしますし、めまいも起こりえます。
呼吸が浅いので疲れやすいでしょう。浅いいうことは呼吸が速いということなので、脳が興奮します。眠りづらくなります。疲れやすい体になります。
ですので私は、呼吸が楽にできる体になるよう整体施術を行っています。

 

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