練馬高野台より、竹原真美子さん(28歳女性)がお見えになったのは先月末です。
歩くと膝が痛くなる、太ももが痛くなるという症状でお見えになりました。
「O脚のせいだと思うんですけど………」
学生のころから気になって、お試しでO脚矯正を受けに行かれたことがあるそうです。
するとそこの施術院で10回で30万といわれたそうです。
私はその金額は、正直高いと思いました。
思ったような効果がでなかったことと、金額の折り合いがつかないことから、
お断りし、よその矯正院に行かれたところ、そこでは半年コースで80万円と言われたそうです。
そこも思ったほど効果がでなくて、続けて来なければ効果がでないと言われたそうです。
他にも、1回の矯正で89,000円とか。
以前施術関係者から、O脚矯正1回3万で施術しているところがあると聞き、1回で相当な効果をだすのだろうなと思った時があったのを思い出しました。
確かにO脚は、ほうっておくと姿勢の悪さから膝が痛くなったり、足が痛くなったり、慢性の首、肩のこりに悩まされます。
O脚の方にとって、O脚矯正こそが根本施術といえます。
前々からO脚の方は、バランスをとるだけでは少し足りないような気がしていました。
何よりもスタイルが悪くなるので、そこも大変気にされていました。
「うちでもコース制でO脚矯正やっているのですが、受けてみますか?」
O脚矯正のテクニックを6年ほど研究してきました。
O脚のタイプにもよりますが、これを整体施術と合わせれば、納得の効果が期待でます。
「え? 何回ですか?」
「6回です」
「そんなに短くていいんですか?
O脚は半年通わないと変わらないと言われたんですけど」
「6回でいいんですが、
自分でO脚を矯正する体操と、
立ち方、歩き方を生活のなかでやっていただきます」
「教えていただけるんですか?」
「もちろんです。
自分で治しながらここで矯正を受ければ、治りが早くなりますから」
「料金はおいくらですか?」
「48,000円です」
「え、1回でですか!?」
「いいえ。6回で、です(笑)」
「それで自分で治す方法も教えていただけるんですか?」
「はい、そうです」
「じゃあ、受けてみます」
「わかりました。
ただ、O脚矯正の効果がでるタイプと出ないタイプがあるんです」
不安そうな顔色になる竹原さん。
検査をすると、O脚矯正の効果がでるタイプでした。
「良くなるタイプですね」
と、私がいうと、竹原さんは、
ああ、良かった………。
と、ほっとした表情に変わります。
私も、効果が出ないタイプです、と申し上げるのは、辛いところがありますから、
私もほっとしました。
「こんなにな感じで内腿がつかないですけど」
「たぶん大丈夫だと思いますよ」
そして、矯正開始。
「こんな痛くないことで良くなるんですか?」
「拍子抜けするぐらいでしょう。
痛くないと竹原さんの脳が安心して、刺激がどんどん入っていくんですよ」
矯正終了。
「さあ、立ってください」
「あれ!?」
「太ももがつきました!
………。
すごい!!」
「それは、竹原さんのお体が素晴らしいからです」
「え?え?
これって、よく雑誌とかに載っている、
O脚矯正のビフォアー・アフター3ヶ月後の写真ですよね?」
「3ヶ月後ですか(笑)」
「友達もすぐには変わらないっていってましたよ」
「そうですか」
「すご〜い、1回で………。
体っておもしろいですね!」
今まで何人もO脚矯正をさせて頂きましたが、個人差があります。
この結果はやはり竹原さんのお体が素晴らしいということにつきます。
その後、O脚矯正体操と、立ち方、歩き方を指導しました。
できれば10日以内がいいのですが、お盆休みと重なり、
さらに竹原さんの都合もあり、次回は3週間後となってしまいました。
「結構あいだがあくんですけど、大丈夫ですか?」
「体操と立ち方、歩き方をやっていれば、そう戻ることはありませんから」
3週間後。
施術院をノックする音の後、こんにちは〜という声。
玄関に迎えると、竹原さんが笑顔で立っています。
「先生! あれから戻らないです!!」
「もうちょっとでスネがつきます!」
「6回目が楽しみですね。きっと良くなります」
何よりも、長い間、立っていても歩いていても腰と足が痛くなくなったといわれたのが、嬉しかったです。
「これからスタイルも良くなるのでいいことが続きますね」
「はい。ありがとうございます」
矯正中、竹原さんは何回も、
「人の体って面白いですね。こんなに簡単に変わるんですね」
「先生が教えてくれた体操って、いつでもどこでもできるし、
立ってるのも信号とか電車を待っているときにやれますし、
歩くのは、そのままできますしね。
自分の体が変わっていくのがおもしろいです」
と言われていました。
このままいくと、O脚矯正が成功するのは間違いないでしょう。
体の調子が良くなって喜ばれる。
幸せな仕事についているなと思いながら施術していました。